北京旅行 3日目(その3)2010年10月23日

16時。故宮を一通り見終わった後、一番北に位置する「神武門」から出て、
さらに北に位置する、景山公園に行ってみます。

景山公園は、故宮を見下ろすために作った人造の築山とのことなので、
この後この頂上まで上って、故宮を見下ろしてくる予定です。

人造の山にしては規模が大きすぎ・・・
どこからどうやってこの山を作るだけの土を持ってきたのか・・・( -.-)
ダンプ車やブルドーザーが無かった時代に作ったのですから、
当時の苦労はかなりのものだったことでしょう。

16時15分。見た目はかなり遠くに見えた景山公園の頂上だったのですが、
時間が足りなかったこともあって、急ぎ足で上ってみたら5分で上がれました。

景山公園の頂上から見た故宮の様子。

今日は残念ながら曇ってしまって遠くまでの風景が見えなかったのですが、
晴れた日の夕方にはこの場所から絶景が見られるのだとか・・・
是非もう一度リベンジしてその風景を見て見たいと思います。

景山公園の後は、夕食&お土産を買うために、
北京一の繁華街「王府井」にタクシーで移動しました。18時45分到着。
付近の通りは屋台が並んでいたので、
「ここでビールを飲みながら何かつまもう」ということになり、
屋台巡りが始まりました。

「これ、うまそうじゃね?」と、目に留まった店。
「肉と野菜の炒めものを春巻きの皮で包みました」的な食べ物です。
通訳ガイドさんが値切ってくれて、4人分で25元(約320円)でした。

こんな感じで、お見せの目の前でビール片手につまんできました。
味付けも程よい感じで、とても美味しかったです。

次に手を出して見たのは、「狗不理包子」。いわゆる小籠包です。

この小皿で包子が5個乗っていて、値段は10元(約130円)でした。

屋台でビールを飲みながら散歩した後は、こんな場所でお土産の買い物です。

時間も押し迫っていたので今夜の夕食はデパートの中にあるしゃぶしゃぶ店で。
20時30分頃入店。
ビールをたらふく飲んで、食べきれないほどの肉と野菜とその他の料理を食べて、
4人で総計630元(約8200円)しかかかりませんでした。

21時30分ぐらいに店を後にして、ホテルまでタクシーで移動。
ホテルのロビーでは通訳ガイドさんにお礼を述べてお別れです。

翌日は午前6時前にホテルをチェックアウトして、
タクシーで北京空港まで移動。

空港で野搭乗手続きが済んで、最後のお土産を購入した後に、
中国元→日本円に換金したのですが、
3日前に3万円を換金した残金は7000円ほどでした。

現地時間8時30分発のNH956便のANA機に乗り、
日本時間13時に成田空港に無事到着。
今回の北京旅行の全ての日程が終了しました。

年末までには今回の旅行の反省会&次回の旅行の打ち合わせをする予定です。
次回はローマに行こうかなんていう話も出ているのですが、
長期休暇が取れるかどうかが最大の問題です。

北京旅行 3日目(その2)2010年10月23日

昼食を食べた後は、故宮に向けて徒歩で移動です。

歩道今日の上から見た道路の様子。自動車は右側通行。
今回の旅行では、移動のためタクシーに何度も乗りまして、
通訳ガイドさんは助手席で自分たち3人は後部座席に座っていたのですが、
道路上では全ての車がクラクション鳴らしまくりで、
非常にデンジャラスなハンドルさばきを何度も目にしてきました。
後部座席では「おぉぉ~」「危ないよぉ~」と、男3人でビビリまくりでした(^_^;)

天安門のすぐ南側に位置する「前門大街」に到着。
北京オリンピックの前に建物を建て替えて路面電車を走らせたのだけれど、
盛り上がったのはオリンピックの時期だけでその後は全然パッとしないそうで・・・。
両側にある店も、いわゆる「ブランド系」の店が多く、
通訳ガイドさんいわく「値段が高いから、こんなところでお土産買っちゃダメよ!」
と、おっしゃってました(^_^;)
通りのはるか向こうには、天安門の南にある「箭楼(せんろう)」が見えてきました。

前門大街の北の端に到着。
手前に見える大きな門は「五牌楼」です。
やはり北京オリンピックの際に再建されたものらしいです。

五牌楼を抜けると天安門の南に位置する「箭楼(せんろう)」が大きく見えてきました。
想像していた以上の大きさだったので「でけぇ~」とつぶやいてしまいました。

箭楼(せんろう)のすぐ近くでの風景。
糖葫芦(タンフールー)といって、
果物の周りに溶かした砂糖水をかけてコーティングして固めた、
伝統的な庶民のお菓子だそうです。
日本で言えば「りんご飴」みたいな感じでしょうか。
値段は2元(日本円約26円)で、若い女の子に人気のある感じでした。

天安門広場の中に入ってきました。
この写真を撮影するすぐ手前で手荷物検査がありました。

しばらく歩くと、「テレビで見たことある!」と、思わずつぶやいてしまう、
「天安門」が見えてきました。この周辺がいわゆる「天安門広場」です。
とにかく想像以上の広さで、あまりの広さに本当にびっくりしました。

テレビで良く見る、天安門広場前の風景。
毛沢東の大きな肖像も見えてきました。
道路が走っているので、地下道を通って天安門の前に移動します。

天安門正面。この場所で、3人揃って記念写真を撮影してきました。

天安門を通り過ぎると、故宮の入口となる「午門(ごもん)」が見えてきます。
十二支では「牛=南」を指しますので、南に位置するこの門が「牛門」と言うそうです。
映画「ラストエンペラー」にも出てくる有名な場所です。

今回の旅行前に「ラストエンペラー」のDVDを購入して何度も見ていたのですが、
DVDで見る牛門の大きさから想像していた以上の圧倒的な大きさでした。
見るものを圧倒させるその威厳さがすごかったです。

牛門を過ぎた次の「太和門」から振り返って牛門をみたところ。
太和門の前の階段の中央には、彫刻の施された石が置かれています。

太和門前は記念写真のスポットになっているようで、
次から次へと人が入れ替わって記念写真を撮影していました。

太和門を過ぎると、次は故宮の中心となる「太和殿(たいわでん)」が見えてきます。
映画「ラストエンペラー」での即位シーンで有名な場所です。

画面右側の部分の石は、昔からの古い石が置いてあるのだそうですが、
状態が悪く、ハイヒールを履いた観光客が非常に歩きにくいため、
画面左上の通路中心部分となるところは新しく石を敷きなおしたそうです。

周りに見えている、故宮を訪れる観光客のほとんどが中国人の観光客でした。
地方から訪れる観光客が多いとのことでした。
特にこの時期は紅葉見物の観光客が多いということでした。

太和殿に到着です。太和殿の上から振り返って太和門を見たところ。
映画「ラストエンペラー」にも出てくる龍の彫刻が見所です。

上の写真を撮影した場所から後ろを振り返ると、太和殿がすぐ近くに見えます。

太和殿では、建物の細かい彫刻なども良く見てきました。

細かいところまで掘り出された彫刻でした。

太和殿のすぐ近くには「水がめ」が置かれています。
万が一、火事があった際にはこの中の水を利用して消火するためのものだそうです。
画像は、その水がめに彫られている彫刻です。
冬の時期には中の水が凍結してしまうため、
水がめの下には焚き火をして暖められるような工夫がなされていました。

太和殿、中和殿と通り過ぎると、次は保和殿となります。
画像は、保和殿の上から、乾清門を見たところ。
画面の左のほうに観光客が集中しているのですが分かると思うのですが、
この場所には、下の画像にもある「大石雕」と呼ばれる、
龍を刻んだ巨大な一枚石の彫刻があります。

「大石雕」と呼ばれる、巨大な石の彫刻。
もともとは1つの石を運び込んで彫刻を彫ったそうで、
皇帝だけがこの上を御輿に乗って進むことができたそうです。

以上、ここまでが故宮の中で皇帝が「公」の場所として過ごした場所となり、
これより北の場所は「私」の場所として過ごした場所となります。

北京旅行 3日目(その1)2010年10月23日

北京旅行3日目。
今日は天壇公園、天安門広場、故宮、景山公園に行く予定です。
昨日同様に通訳ガイドさんとホテルのロビーに集合し、
天壇に向けてタクシーで移動。

9時5分。天壇公園の北門に到着。
天壇の中にある主要な場所を拝観できる通し券を購入。金額は35元(約450円)

この場所で、通訳ガイドさんに「この青い線は何の線でしょう?」と、問われました。
思いつくまま「北京オリンピックのマラソンのコースじゃないすか?」と、
適当に答えてみたのですが、みごとに正解でしたV(^0^)

天壇の中は公園になっているようで、4~5人ぐらいがあちこちで丸く集まって、
バトミントンの羽根を大きくしたようなものを足で蹴って遊んでいました。
その他にも太極拳などで運動をしている人がたくさんいました。

9時36分。祈年殿に到着。
高さ38メートル、直径30メートルの堂々とした建物です。
この祈年殿で皇帝が毎年正月に豊作を願った場所なのだそうです。

この祈年殿は、ぐるっと1周、すべて円形の建物になっているので、
写真やビデオを撮りながら周囲をぐるぐる回っていると、
どこが正面なのか次第に分からなくなってきます(^_^;)

「丹陛橋」と呼ばれている道です。
奈良の大仏殿前もこんな感じになっていたことを思い出しながら歩いていました。

10時13分。「皇穹宇(こうきゅうう)」と呼ばれる建物に到着。

この建物も「祈年殿」と同じように円形の建物になっています。

この皇穹宇では、建物よりも、
周囲を取り囲む「回音壁」と呼ばれる塀が有名だそうです。
ガイドブックを参考にしますと、
「周囲193mの壁の対極に人が立ち、それぞれが壁に向かってささやくと、
音が壁に沿って反響して180度対極の場所にいる人にその音が伝わる」
のだそうです。

10時30分。天壇公園の南に位置する圜丘(かんきゅう)に到着。

写真の上のほうに写っている中心の石が「圓心石」と呼ばれていて、
この石の上に立って声を出すと、声が周囲に反射してこだまするのだそうです。
記念写真のスポットになっているので周囲には数十人が待ち構えていて、
近寄れそうな雰囲気が漂っていました(^_^;)

このまま南に歩き続け、11時30分に天壇南門に到着。
北門から南門まで約4kmを歩ききりました。

「有名店ではなくて、ガイドブックに載っていないような店に連れて行ってほしい」
と、ガイドさんにお願いし、天壇南門前からタクシーに乗車した後に、
「京味面大王」という店に到着。

午後は天安門広場、故宮に行く予定なので、
歩いていける距離での店を選んでくれたそうです。

店内に入ると英語・日本語ともに全然通じなさそうな店で、
店員さんや他のお客さんの視線がちょっと気になりました(^_^;)

友人が食べたいと言っていた「ジャージャー麺」以外は、
日本で食べられないものを注文してほしいと通訳ガイドさんにお願いしたところ、
テーブルには以下の3品が並べられました。

1品目。白菜の上にマスタードが乗っています。
通訳ガイドさんは「ワサビ」だというのですが、ワサビではなくてマスタードの味。
味はまさに「白菜の漬物」なので、何の問題もなく食べられました。

2品目。「豚の皮」の料理だということでした。
「豚の皮の煮こごり」といったところでしょうか。
非常に薄味でこれといった特徴がない料理でした。

3品目。「おかず」というよりも「酒のつまみ」に良い感じの料理。
米の粉を練って揚げた感じで、にんにく風味の汁に付けて食べます。
「硬いハートチップルみたいな感じだな」とI君が言ってました。
ビールを飲みながら食べるには非常に良い味でした。

ジャージャー麺。麺と具と味噌が別々で出てきました。

面の上に具を載せ、味噌はお好みの量でかけて混ぜれば出来上がり。

麺料理4人分+料理3品+ビール3本で料金はいくらだと思いますか?
自分たちも「計算間違ってるんじゃないの?」と耳を疑いましたが、
なんと71元(約920円)でした。1人分ではなくて4人分でこの料金です。

北京に来てからは有名店や観光地での料理が続いていて、
それでも「日本と比べると安いよね~」なんていう話をしていたのですが、
この店での金額と比べてしまうと、今までの料理の値段が高く感じてしまいます。

ということで、この後は天安門広場、故宮に向けて徒歩で出発です。

北京旅行 2日目2010年10月22日

北京旅行2日目。

今回の旅行では日本語・英語がほとんど通じないだろうということを予想し、
友人を通じて通訳ガイドをお願いしておきました。

ガイドさんとはホテルのロビーで8時に集合。
挨拶を済ませた後に、今日の第1の目的地である、
万里の長城(八達嶺長城)に向けて出発です。

八達嶺長城にはバスやタクシーなどを使う方法もあるのですが、
紅葉の時期で中国各地からの観光客が集中し、道路の混雑が予想されたため、
時間が確実に読める電車での移動としました。

ホテルからは地下鉄2号線を使って西直門駅へ行き、
そこから北京北駅へ徒歩で移動です。

8時37分。北京北駅に到着。

切符を提示しないと駅構内へ入れないため、ガイドさんから切符を渡されました。
駅構内に入る際に、駅員さんにこの切符を見せ、
手荷物検査(X線検査)をして、無事に駅構内に入ることができます。

北京北駅から八達嶺駅までは1時間10分ほどかかるのですが、
指定席の1等車の料金はなんと17元(約270円)しかかかりません。
0を一つ付け忘れているんじゃないかと思うくらいの激安料金です。

北京北駅の駅構内の様子。
中国人がほとんどで、日本語の会話は自分が聞く限りでは全く聞こえませんでした。
ホームに通じる扉はまだ閉められており、この場所で椅子に座ってしばらく待機。

9時8分。この時刻になって初めてホームに行くことができました。
今回使った電車は「和諧長城号」というディーゼル列車です。

ディーゼル列車と言えど、最高速度は100kmを超えて、
乗り心地も良いので、特にこれといった不満な点は見当たりませんでした。
(この間、ビデオカメラで動画を撮影していたので列車の写真を撮り忘れました)

列車の中は満席。
ワイワイガヤガヤと中国語での会話で車内はかなりうるさかったです。

予定時刻どおりに八達嶺駅に到着した後は、
まず最初に帰りの列車の切符をガイドさんに購入してもらいました。
先ほどの北京北駅では、帰りの切符を購入できないため、
この八達嶺駅で購入する必要があるそうです。

11時8分。念願の万里の長城に到着したものの残念ながら濃霧&小雨の天気。

ガイドさんいわく、
「平日で天気が悪いのでいつもと比べると格段に観光客が少ない」とのこと。

八達嶺長城に入るには、車1台が通れる幅の、この門を通る必要があるのですが、
いつもなら車と人で大渋滞していて全然進むことができない場所なのだそうです。

日本でいえば「国指定重要文化財」みたいな感じの表示でしょうか。

八達嶺長城に上り、歩き始めたのですが、濃霧がさらにひどくなり先が見えません。
カメラも露に濡れるので安易に出すことができず、写真はほとんど撮れずじまい。

13時30分。歩き疲れて腹が減ったので昼食を食べることにしました。
今日も昼間からビールで乾杯です。

食べた料理は牛肉面(ニュウロウミェン)と餃子。

ビール3本、牛肉面3杯、餃子2皿で171元(約2200円)でした。
観光地で食べる料理なので、値段が少し高めの設定のようです。

昼食を食べた後は、来た時と同じく「和諧長城号」で北京市内へ戻ります。
15時22分八達嶺駅発→16時28分北京北駅着。

北京北駅へ到着した後は、
次の目的地である「オリンピック公園」に向けてタクシーで移動です。

17時56分。「オリンピック公園」に到着。
タクシーから降りると、国家水泳センター(通称「水立方」)がすぐ見えてきました。

国家水泳センターを通り過ぎると、
次は国家スタジアム(通称「鳥の巣」)が見えてきました。

「おぉぉ~すげぇ~テレビでみたことある。鳥の巣だぁ~」と、
万里の長城を歩いた時よりも感動していた我々3人でした(^_^;)

北京オリンピックの時には、テレビで良くみていた「鳥の巣」ですが、
テレビではアップで見る機会が少なかったので、
近寄って良く観察してきました。

近くまで寄ると、その大きさに圧倒されます。
画面の下のほうに見える人の姿が小さく見えます。

鳥の巣の構造をアップで撮影。
「どんな図面からこの建物を作るのだろう?」
「部品をどうやって組み合わせたんだろう?」
と、悩みはつきません。

少し薄暗い、後ろ側のほうからも撮影してみました。

鳥の巣の横には池がありました。
ガイドさんによると、オリンピックの際に作った人口の池なのだとか。
この場所は撮影ポイントになっているようで、
たくさんの観光客の人がこの風景をバックに記念写真を撮影していました。
18時52分に鳥の巣を後にして、タクシーを拾って夕食の場所に移動です。

「北京にきたら北京ダックを食って帰るぞ」ということで、
有名店「全聚徳烤鴨店」に行ってきました。
19時15分に入店。

料理の注文はすべて通訳ガイドさんにお任せでした。
日本語・英語はほとんど通じなさそうな雰囲気でした。

北京ダックはテーブルの近くでこんなふうに調理してくれます。

美味しい料理と楽しい会話で酒がどんどん進みます。
結局一人3本ぐらい飲んだのかな。
最後に残っていたビール瓶を並べて記念写真。

21時30分に店を後にしました。
入店したときにはほとんどのテーブルが埋まっていたのですが、
この時間になると1~2組程度が残っているぐらいになってしまいました。

この後、タクシーでホテルまで移動して2日目の日程が全て終了です。

北京旅行 1日目2010年10月21日

2010秋の北京ツアーを最初に計画したのは8月当初。
メンバーは中学からの同級生I君とT君。
3人揃っての旅行は昨年同時期に行ったタイのバンコク・アユタヤ以来2回目。
航空券、ホテルの手配は旅行好きなI君に任せて全て個人で手配してもらった。

この間、尖閣諸島問題が発生し、一時は旅行に行くことが危ぶまれたけれど、
北京市内は平穏でまったく問題なしとの現地情報を仕入れることができて、
安心して出発することができた。

自宅を出発したのは午前4時30分前。
成田空港に到着したのが8時頃だったかな。
ANAのカウンターでチェックインを済ませた後には、
恒例の「出発記念式典」を執り行うためにターミナル内のレストランへ。

8時40分。旅の安全を祈願して乾杯でございます。

9時30分。出国審査を済ませて、搭乗ゲートへ移動。
今回搭乗する飛行機は10時35分発のANAのNH905便。
ボーイング767-300ERという機材らしい。

10時21分。機内搭乗。
座った席は19列目の窓側。ちょうど翼の付け根辺りのところでした。

機内はこんな様子。1割ほどの席が空いていました。
尖閣諸島問題で旅行のキャンセルが多いと聞いていたのですが、
やはりその影響なのでしょうか。

ここまでは非常に順調だったものの、
「雨の影響で離陸待ちの飛行機が多いので、このまま待機します」
みたいな感じの放送が流れて、結局1時間近く出発が遅れました。

12時08分。CAさんに「お飲み物は?」と聞かれ、もちろん「ビールで」と答える。
普通のビールかと思いきや、プレミアムモルツが出てきた。

12時24分。上空の薄雲がなくなり、真っ青な青空が見えてきました。

12時38分。昼食タイム。
「牛と牛蒡のすき煮」を選択。飲み物はもちろんビール。
2本目のプレミアムモルツでございます。

12時56分。日本海を通り過ぎて韓国上空を通過中。
窓から外の景色を見るのが大好きなので、離陸直後からずっと外を見ていたら、
いつものように首が痛くなってきた。

13時08分。同じく韓国上空。
「森を切り開いて畑でも作っているのかな・・・?」と、
こんなことを想像しながら異国の地を眺めていると、あっという間に時が過ぎます。

13時15分。高気圧帯に入ったためか、前後数十分間は綺麗な青空が見えました。

入国審査が無事に済んで、最初に撮影した北京空港内の風景。
現地時間15時19分(日本時間16時19分。以後、現地時間で表記します)

15時20分。ガイドブックの「地球の歩き方」に、「到着ロビーではなく、出国ロビーの中国銀行で両替するのがレートが良くお勧め」とかいてあったことを参考に、中国銀行の窓口に来てみた。
窓口の外側で整理係をしているお姉さんが一人いたのであるが、英語がほとんど通じず、1万円札をちらつかせ、頑張って何とか窓口に案内してもらった。
他の客は中国人がほとんどで、日本人は自分たち3人のみ。ちなみに窓口の担当者は英語OK。何枚かの用紙にサインをして換金終了。
今回は3万円を換金。レートは1元=12.65円。円高の恩恵でかなり好レート。
以後、元→日本円換算は1元≒13元で計算することにします。

15時39分。市内に移動するため、空港アクセス鉄道「機場快軌」の窓口へ。

中国での切符は、地下鉄も含めてこのようなICカード方式。
ちなみにターミナルから目的地の「東直門駅」までは約20分間で25元(約320円)

15時41分。改札通過後。ちなみに改札を通る前に手荷物検査がありました。
ここだけかと思いきや地下鉄の全ての駅で改札を通る前に手荷物検査がありました。

15時42分。待合場所。
自分たちのように空港アクセス鉄道「機場快軌」を使う人が多いのだろうと予想していたのですが、結果はごらんの通り「ガラガラ」の状態。他の皆さんはバスやタクシーで市内に行くことが多いようでした。

17時16分。ホテルにチェックイン。
ツインルームのシングルユースで、ゆったり使えました。
シャワーを浴びてさっぱりした後に北京市内に夕食を食べに出発です。

16時32分。地下鉄「崇文門駅」の切符販売機。
目的とする駅は調べてあるので画面をタッチすれば簡単に済みそうなですが、
釣り銭の関係のためか、「札を入れる場所があるのに札が使えない」とか、
「5元と10元札しか使えない」みたいな「縛り」が駅によって異なるため、
最初はすごく戸惑った切符販売機でした。
崇文門駅から地下鉄5号線に乗って雍和宮駅で下車。
徒歩10分ほどで今日の夕食の店に到着です。

19時00分。今日の夕食はI君がガイドブックで見つけた「金鼎軒」(きんていけん)という店で食べることに。地元でもかなりの有名店らしく、入口で「B8」と書かれた用紙を渡されて20分ほど待たされました。最初に案内してくれた人だけが何とか英語が通じましたが、その他の店員は全く英語が通じず。呼び出しも全て中国語で呼び出すので、自分たちの「B8」がなんと呼ばれるか分からず非常に困りました。そのうち、なんとなくの雰囲気で「次あたりは俺たちの順番じゃねーの?」的な感覚で呼び出しに応じて、やっと席に座ることができました。

19時23分。注文終了でやっとビールが飲むことができました。
無事に乾杯でございます。今日1日お疲れ様でした。

3人でたらふく食べてビールを飲んで、会計は192元、約2500円ほどでした。
めちゃくちゃ安いー

20時56分。無事にホテルに帰着して1日目の日程が終了。
明日は万里の長城(八達嶺(はったつれい)長城)に行く予定です。