北京旅行 3日目(その1)2010年10月23日

北京旅行3日目。
今日は天壇公園、天安門広場、故宮、景山公園に行く予定です。
昨日同様に通訳ガイドさんとホテルのロビーに集合し、
天壇に向けてタクシーで移動。

9時5分。天壇公園の北門に到着。
天壇の中にある主要な場所を拝観できる通し券を購入。金額は35元(約450円)

この場所で、通訳ガイドさんに「この青い線は何の線でしょう?」と、問われました。
思いつくまま「北京オリンピックのマラソンのコースじゃないすか?」と、
適当に答えてみたのですが、みごとに正解でしたV(^0^)

天壇の中は公園になっているようで、4~5人ぐらいがあちこちで丸く集まって、
バトミントンの羽根を大きくしたようなものを足で蹴って遊んでいました。
その他にも太極拳などで運動をしている人がたくさんいました。

9時36分。祈年殿に到着。
高さ38メートル、直径30メートルの堂々とした建物です。
この祈年殿で皇帝が毎年正月に豊作を願った場所なのだそうです。

この祈年殿は、ぐるっと1周、すべて円形の建物になっているので、
写真やビデオを撮りながら周囲をぐるぐる回っていると、
どこが正面なのか次第に分からなくなってきます(^_^;)

「丹陛橋」と呼ばれている道です。
奈良の大仏殿前もこんな感じになっていたことを思い出しながら歩いていました。

10時13分。「皇穹宇(こうきゅうう)」と呼ばれる建物に到着。

この建物も「祈年殿」と同じように円形の建物になっています。

この皇穹宇では、建物よりも、
周囲を取り囲む「回音壁」と呼ばれる塀が有名だそうです。
ガイドブックを参考にしますと、
「周囲193mの壁の対極に人が立ち、それぞれが壁に向かってささやくと、
音が壁に沿って反響して180度対極の場所にいる人にその音が伝わる」
のだそうです。

10時30分。天壇公園の南に位置する圜丘(かんきゅう)に到着。

写真の上のほうに写っている中心の石が「圓心石」と呼ばれていて、
この石の上に立って声を出すと、声が周囲に反射してこだまするのだそうです。
記念写真のスポットになっているので周囲には数十人が待ち構えていて、
近寄れそうな雰囲気が漂っていました(^_^;)

このまま南に歩き続け、11時30分に天壇南門に到着。
北門から南門まで約4kmを歩ききりました。

「有名店ではなくて、ガイドブックに載っていないような店に連れて行ってほしい」
と、ガイドさんにお願いし、天壇南門前からタクシーに乗車した後に、
「京味面大王」という店に到着。

午後は天安門広場、故宮に行く予定なので、
歩いていける距離での店を選んでくれたそうです。

店内に入ると英語・日本語ともに全然通じなさそうな店で、
店員さんや他のお客さんの視線がちょっと気になりました(^_^;)

友人が食べたいと言っていた「ジャージャー麺」以外は、
日本で食べられないものを注文してほしいと通訳ガイドさんにお願いしたところ、
テーブルには以下の3品が並べられました。

1品目。白菜の上にマスタードが乗っています。
通訳ガイドさんは「ワサビ」だというのですが、ワサビではなくてマスタードの味。
味はまさに「白菜の漬物」なので、何の問題もなく食べられました。

2品目。「豚の皮」の料理だということでした。
「豚の皮の煮こごり」といったところでしょうか。
非常に薄味でこれといった特徴がない料理でした。

3品目。「おかず」というよりも「酒のつまみ」に良い感じの料理。
米の粉を練って揚げた感じで、にんにく風味の汁に付けて食べます。
「硬いハートチップルみたいな感じだな」とI君が言ってました。
ビールを飲みながら食べるには非常に良い味でした。

ジャージャー麺。麺と具と味噌が別々で出てきました。

面の上に具を載せ、味噌はお好みの量でかけて混ぜれば出来上がり。

麺料理4人分+料理3品+ビール3本で料金はいくらだと思いますか?
自分たちも「計算間違ってるんじゃないの?」と耳を疑いましたが、
なんと71元(約920円)でした。1人分ではなくて4人分でこの料金です。

北京に来てからは有名店や観光地での料理が続いていて、
それでも「日本と比べると安いよね~」なんていう話をしていたのですが、
この店での金額と比べてしまうと、今までの料理の値段が高く感じてしまいます。

ということで、この後は天安門広場、故宮に向けて徒歩で出発です。

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