台北旅行記 その62010年05月07日

3泊4日の台北旅行の3日目の朝です。

今日は、総統府の内部を見学してみようと、8時30分にホテルを出発。

ホテルから総統府までは徒歩で10分もかかりません。

この総統府の周辺では、小銃を持った衛兵が門番をしていていたり、
監視員が何人もいますので、少しものものしい雰囲気です。

向かって左側が、予約している見学客の入口、
右側が、自分たちのように予約せずに飛び込みで来た見学客の入口です。

日本語が堪能な若いお役人さん?みたいな人が、親切に案内してくれるので、
ここまで来てしまえばもう安心です。
ちなみに、ここでパスポートの確認をされますので、必ずパスポートを持参ください。

9時20分にゲート通過。
空港でのセキュリティチェックのように金属探知機のゲートをくぐります。
自分は何の問題もなくチェックを通ったのですが、
友人I君は、胸ポケットに入れておいた「タバコ」を預けてと指示されたそうです。

ゲートをくぐった後には、
日本人はこっちへ来て下さいといった感じで集められて、
自分たち以外の5~6人の観光客と共に、
日本語堪能なガイドさんが詳しく説明してくれました。

総統府内部の庭は、昔は馬車置き場や自転車置き場だったそうなのですが、
今では庭園になっていて、桜が2月に満開になるそうです。

展示室があるのですが、他にも大勢の見学客がいるために、
落ち着いて見る事ができませんでした。

展示品によっては日本語で詳しく説明されているので、
立ち止まってゆっくり読みたいところなのですが、
「次はこっちです!」といった感じで急ぎ足で次々と説明されていくうえ、
日本人に説明しにくい「負の歴史」みたいな展示物の説明が微妙に抜かされたのが、
少し気になりました。
総統府について勉強したくなったので、最後にガイドブックを買ってきたので、
次回行く機会が会った時には、時間をかけてのんびりと見学したいです。

10時10分に裏口から出てきました。

小腹が空いてきたので、「牛肉麺」を食べに行こうと、
ガイドブックに書いてある路地裏の店に行くことにしました。

ガイドブックの地図を見ながら、「このへんじゃない?」という感じで、
路地裏に足を向けてみます。

路地裏を歩いていると、雨がいっそう激しくなってきました。
店員さんもたいへんそうです。

ということで・・・目的としていた店に無事に到着。

ガイドブックには、
「店頭で手打ちされる自家製麺に、じっくり煮込まれた牛肉がのる
牛肉麺が人気」という「周記(チョウチー)」という店です。

開店は11時で、開店直後ということもあって、まだ誰も客はいませんでした。

目的としていた牛肉麺・大(100元(約300円))を注文して、店内でしばらく待機。

牛肉麺以外にもたくさんのメニューがあるようですが、
いずれも100元以下で、格安で食べられるようです。

楽しみにしていた牛肉麺。
美味しい香りが漂ってきます。

想像していたよりもかなり極太麺でした。
牛肉は本当にやわらかくて、非常に美味なのですが、量多すぎ(笑)
今後の事を考えて小サイズにしておけば良かったと少し反省。

自分たちが牛肉麺を食べている途中で、
隣に座った2人組の地元のお母さんが、
「これ、入れる。おいしいよ」といった感じの日本語で、
高菜をこっちに差し出してくれました。

牛肉麺をおなか一杯食べた後に、店先の様子を写真に収めさせてもらいました。
写真では、いかつい感じの方々が並んでいるように見えるかもしれませんが、
写真を撮る前後は笑顔でいてくれていました。
次回また遊びに来たい店です。
                                           その7に続く

台北旅行記 その72010年05月07日

3泊4日の台北旅行の、3日目午後の行動記録です。

「台湾新幹線に是非乗ってみたい」という、
鉄道好きな友人I君の希望により、
新幹線に乗って、台中まで遊びに行ってみることにしました。

台湾高速鉄道公式HP
http://www.thsrc.com.tw/jp/

台北駅の新幹線の窓口には、自動券売機もあるのですが、
対面式の窓口で買ったほうが間違いがないだろうと言う事で、
2人で窓口へ行って、チケットを購入してきました。

自由席のチケットを買って、
適当に座れば良いんじゃないかと思っていたのですが、
金曜~日曜はすべて指定席と決められているようです。

台北から台中までの距離は約160キロ、運賃は700元(約2,100円)でした。
東海道新幹線で例えると、距離は東京→静岡、運賃は約6200円ですから、
日本の新幹線と比較すると約1/3の金額ですので、かなり格安です。

自分たちが乗る列車は、12時30分発の437号。

日本の新幹線の駅の風景と、さほど変わったところはありません。

車両は、日本の新幹線の700系の改良型だそうで、
先頭の形と色が違う以外は、日本の新幹線そのままです。

新幹線の中の様子。
シートの色が違う以外は、「そのまんま日本の新幹線」です。

台北駅では半分ほどの客しかいなかったのですが、
板橋駅・桃園駅で続々と客が乗り込んできて、
桃園駅を発車したときには、ほぼ満席となっていました。
東海道新幹線でいえば、品川とか新横浜みたいな感じでしょうかね。

ちなみに車内販売も日本の新幹線と全く同じでして、
2人で冷えた台湾ビールを買って飲んでました(^_^;)

日本の新幹線と唯一違うところといえば、
「ごみを回収する乗務員さんが巡回してくる」ということでしょうか。
燃やすごみでも、空き缶でも、何でも持って行ってくれました。

13時30分に台中駅に到着。
台中駅と行っても、台中の中心地からはかなり離れた場所で、
周囲は田舎の風景が広がっていました。

日本でいえば新神戸駅といった感じかな。
新幹線の駅を降りても何もなくて・・・って感じで。

せっかくここまで来たのだから、台中の市街地まで行ってみようということで、
ローカル線に乗って行くことにしました。

自動券売機があるのですが、「なんじゃこりゃ~」って感じで、
乗車券を買うのに少々手間取りました。

新幹線の「台中駅」と通路でつながっている、ローカル線の「新鳥日駅」です。
「新幹線の駅ができたので、とりあえず駅の形を作りました」的な感じでして、
部分的にまだ工事を行っていました。

13時50分にローカル線に乗車。台中の市街地に向かいます。

約15分で台中駅に到着。
この駅舎は1917年に建設された建物だそうです。

後ろを振り返ると、こんな風景が広がっています。
日本と同じで、駅前はこんな感じになっちゃうんですねぇ。

この後、駅前を少し散歩してみたのですが、
台北の屋台ではほとんど見かけなかった、
日本と同じ「大判焼き」の屋台がたくさん並んでいました。

自分は甘いものにはあまり興味がないので買わなかったのですが、
中高生と思われる若者に人気があるのか、結構な賑わいでした。

地下道があったので、駅正面の反対側にも散歩に行ってみたのですが、
地下道はこんな感じで人通りもまばらで、少し怖いくらいの感じでした(^_^;)

ローカル線の台中駅から、新幹線の台中駅まで戻ってきたのが15時ぐらいでした。

台湾では日本の「おでん」が人気があるらしく、
駅構内のセブンイレブンでも、目立つところに「おでん売り場」がありまして、
「4個で39元(約120円)」セールをやってました。
おでん1個30円・・・日本と比べると安いですよねぇ。

ということで、台湾新幹線で、台北駅に戻った後は、
今回の旅行で一番楽しみにしていた「小籠包」を食べに行ってみましょう。

                                           その8に続く

台北旅行記 その82010年05月07日

3泊4日の台北旅行の、3日目の夜の行動記録です。

今回の台北旅行の一番のメインである、
「美味しい小籠包を食べてくる」ミッションを遂行するため、
台湾を代表する小籠包の有名店である「鼎泰豐」(ディンタイフォン)に行ってきました。

この店は、台湾のガイドブックには100%掲載されている超有名店でして、
今回の旅行では本店に行くことも予定していたのですが、
かなりの混雑が予想されたので、
MRT忠孝復興駅のSOGO復興店にある、支店に行ってみることにしました。

現地到着は17時。
支店といえども、店の前にはこんな感じで入店待ちの客が待っていました。

入店する前に、注文を取ってしまうというシステムらしく、
メニューとオーダー表を渡されて、友人I君と共に何を注文するか検討中。

約10分ほど待って、入店する事ができました。
テーブルの上には「小籠包のおいしい召し上がり方」という冊子が置いてありました。

台湾ビールを飲みながら待っていると、
注文した品が次から次へと目の前に並べられていきます・・・

小籠包・114元(約340円)

えびと豚肉入りシューマイ・192元(約580円)

空心菜・170元(約510円)

紅焼牛肉湯・190元(約570円)

料理は全て非常に美味で、何もいう事はありません。
撮影はしませんでしたが、蟹みそ入り小籠包・198元(約600円)も注文して、
以上の品に、サービス料10%を加え、総額1,280元(3,840円)ほどでした。

ちなみに「鼎泰豐」では、店先がガラス張りになっていて、
小籠包を作っている様子が、こんなふうに目の前で見学する事ができます。

小籠包を食べた後は、MRT台北駅に戻り、「夜景撮影ツアー」へ。
現地到着は21時ちょっと前。まずは、「総統府」の夜景です。

東門(景福門)

台北帝国大学医学部付属医院(現・台湾大学医学付属医院)

同上。

徒歩でホテル近くまで戻り、いつものコンビにで台湾ビール・サラダを買いこんで、
22時40分にホテル到着。本日の予定は全て終了です。

                                           その9に続く